理念

 本法人の社会的意義

 「自ら人生を選び取ることができるよう、また、自分の所属する社会に主体的に関わることができるよう、自分で調べ考える力を子どもたちに育む」ことです。
 
 本法人は、子どもたちのシティズンシップの育成を目指しています。

 シティズンシップとは市民性教育を指し、より良い市民、社会の担い手を育てることを指します。少子高齢化が進行する中で、どの地域でも地域の担い手が不足してきています。子どもたちが自分の住む地域社会に主体的に関わる機会をつくり、地域を支える人材を育成することは社会的な意義が高い活動であると考えています。


 本法人の使命

 「記者活動とニュースの提供を通じて、子どもたちのシティズンシップを育成する」ことです。シティズンシップを育成することを通して、地域づくりに貢献します。

 地域を取材することにより、子どもたちは地域のことをより深く理解することができます。地域の様々な人と交流し、地域の人の思いや願いに気付くことができます。そうした活動を繰り返し行うことによって、地域の一員として自分にも何かできることはないかを考えることができるようになってきます。直接何か行動することはできなくても、そうした意識をもつようになることが大切です。

 取材を通して、自分が感じたこと、考えたことを伝えることも、社会への働きかけの一つです。記者活動で、地域を取材し、記事を書くことが、子どもの社会参画になると考えています。

代表理事 橋本祥夫
京都文教大学准教授・日本NIE学会常任理事・日本新聞協会NIEアドバイザー